スマートアグリ事業&ライフサイエンス

Smart Agri & Life Science

スマートアグリ&ライフサイエンス

アグリ(農業)からライフサイエンスへ、次世代の農業から「美容と健康」を科学します。

長浜バイオ大学や滋賀県東北部工業技術センターとの産学官連携により、人工光をもちいた機能性野菜の栽培技術から、機能性成分(栄養)分析技術、さらには有機農業から食品原料の研究開発へと新しい事業展開に向けて、動き始めています。

スマートアグリ事業

植物工場の立案から設計施工まで

植物工場の立案から設計施工までを行っております。
自然光に近い光質の3波長型ワイドバンドLEDをベースに、植物にとって最適な空間をご提案します。水・光・温湿度を制御することで、幅広い品種・規模・栽培様式に対応できるのが大きな強みです。
トマト・野菜苗装置、いちご栽培、薬草植物栽培、コンテナ栽培、研究施設などへの実績が豊富です。

ライフサイエンス事業

植物工場、有機農業の農産物から有益な成分を見いだし、機能性表示可能な食品原料素材を開発

アイスプラント「ツブリナ」には、インスリン抵抗性を緩和する「ピニトール」が含まれ、血糖値調整や不妊治療に効果が期待される抗糖化成分です。ストレス負荷栽培において、「ツブリナ」に含有する「ピニトール」が増加することも判っています。
この「ピニトール」は順天堂大学での健常者におけるヒト試験で「食後血糖値の緩和」と安全性が確認されています。「ピニトール」を含む「グラシトールプレミアム」は機能性表示食品として消費者庁へ届出を行い、2021年4月より販売を開始しております。
植物工場、有機農業の農産物から有益な成分を見いだし、機能性表示可能な食品原料素材の開発に力を入れております。
これが、私たちが目指す「ライフサイエンス」事業であり、「農業から美容と健康を科学します。」へと繋がります。

ライフサイエンス事業(機能性素材)

有機農業の農産物から有益な成分を見いだし、機能性表示可能な食品原料素材を開発

2017年1月から2018年12月にかけ、国際協力機構(JICA)の中小企業海外展開支援事業においてラオスにおける「固有植物の高付加価値化に向けた加工技術の普及に関する普及・実証事業」をおこない、ラオス・タイにて栽培可能な「バタフライピー」の乾燥花に着目し、食品原料、一般飲食物添加物(着色料)としての利用をメインとして販売をおこなっています。
「バタフライピー」の花にはアントシアニンである「テルナチン」が含まれており、この「テルナチン」に着目し、長浜バイオ大との共同研究により、定量・定性分析を可能とし、「テルナチン」の機能性について健常者へのヒト試験をおこない、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする効果および血糖値上昇をおだやかにする効果があることを確認致しました。
この機能性素材を利用した機能性表示食品および機能性素材としての販売を進めております。